LieuGiaiを北上すると東西に展開するローカル色の強いディープなDoiCan通りにぶつかります。
大きな交差点を通り過ぎると交差点の北側はVanCao通りに名前が変わり北へ伸びていきます。
ここの交差点はちょっと不思議です。北西は水槽に入った魚屋、雑貨屋、カフェなどの小さな商店がぎゅっと固まっているエリアになります。
北東はもう1年以上は確実に放置されている建設現場です。DELDAという会社が手がけています。
たまに工事現場のスタッフさんが出入りしていますが、剥き出しのコンクリートのまま放置されています。
このような「放置された巨大ビルの途中のようなもの」ハノイの十字路ではたくさん見かけます。
南東にはベトナム社会科学院という研究機関があるのですが、あまり人の出入り見かけることがありません。
ここは歩道でバイクや荷車付きのバイクを置いて寝てる男性が多いのですが、立ちションスポットになっていて、わざわざその目的のためバイクでやってくる男性もいます。
「国の研究機関の横なのに」と衝撃でした。
日本大使館の横の歩道がバトミントンコートやダンススペースとして使われているのも衝撃でしたが、そちらは「陽キャ」な使われ方をしていて健全な感じですが、こちらの歩道は少し歩行者が少ないせいか、全裸の変質者がいることもあります。
大通りを渡った西南にはCongViという市場があり、賑わっていますが、外国人の私が行っても適正な値段では販売してもらえず、新鮮な野菜も手に入らないです。
以前はビヤホイがありましたが、現在は封鎖されています。
つまり、この交差点で健全に利用されているのは北西のエリアのみ。
車とバイク交通量は多い道なのに、3方が廃墟のようなスペースが広がります。
街の繁華街に近いエリアなのでちょっともったいないです。
有効利用されるといいなと感じています。